記録

  1. HOME
  2. ブログ
  3. お知らせ
  4. 第5回全国高校生中国語発表大会報告

第5回全国高校生中国語発表大会報告

 標記大会の運営を関東支部と関西支部が隔年で担当していますが、今年度は関西支部が 運営を行いました。6つの支部(北海道、関東、東海、北陸、関西、沖縄)より、11名 (朗読部門6名、弁論部門5名)の参加がありました。
 審査は竹内誠先生(京都外国語大学)、長谷川賢先生(立命館大学)、張應華先生(神戸学院大学)にお願いしました。また、全国から副代表理事の水口一久先生(中国・四国支部)が審査の立ち合いに来られました。

大会要項

1.目的
(1)全国の高等学校で中国語を学ぶ生徒のさらなる励みとするため。
(2)統一した基準を導入することにより,各支部の中国語発表大会のレベルアップや審査の客観化を図るため。
2.主催 高等学校中国語教育研究会
3.日時 令和2年1月25日(土)15:00~
4.場所 大阪府立東淀川高等学校
5.形式 各支部で撮影された支部発表大会の映像による審査
6.審査部門
朗読部門
弁論部門
7.参加資格 ※支部大会においてもこの参加資格で実施するものとする。
①各部門に共通する資格
原則として高中研の学校会員である高等学校の生徒,もしくは個人会員の教師が指導 する高等学校の生徒とする(※非会員の教師が指導する高等学校の生徒が代表となる場合には入会を促すものとする。)
(1)高校で中国語科目を履修する、またはクラブ活動等で中国語を学ぶ生徒。
(2)中国語を母語とする国や地域に9ヶ月以上在住した経験がなく,また日常的に中 国語を用いた経験のない生徒。
(3)中国語を母語とする同居家族がいる方、また、いた方は全国大会への出場資格がありません。
②部門ごとの参加資格
朗読部門・①以外に、学習歴が本年度の履修単位数を含めて5単位以下であること
弁論部門・①以外は制限なし。
8.その他
① 朗読部門の課題文は,各支部大会で統一した課題文を使用
② 弁論部門のスピーチ原稿については,次の条件に当てはまるものであること。
 (1)3分以内であること
 (2)暗唱であること
 (3)自作であること
 (4)未発表であること
 ※なお,質疑応答については,各支部で行う場合,従来通り各支部の審査基準を含めてもよいが,全国大会での審査には含まない。
9.審査基準
 朗読部門 発音・声調・流暢さ・表現力
 弁論部門 発音・声調・流暢さ・表現力・内容
10.表彰 朗読部門,弁論部門 各1名
 賞品は5千円分の図書券を進呈

審査結果

朗読部門 第1位  沖縄県立向陽高等学校  2年(沖縄支部推薦)
弁論部門 第1位  沖縄県立向陽高等学校  2年(沖縄支部推薦)

審査員講評

  • 基本的なところは多くの人はできている。(中には、eng、e、üが不完全であったり、3声が2声になっている人がいた。)
  • なめらかさ、リズム感、抑揚に注意して、もっとレベルアップをめざしてほしい。
  • 個々の発音ができるようになれば、文章を覚える前に、フレーズのまとまりをくずさないよう、内容を理解した上で、意味の切れ目を意識して練習をするとよい。(例えば、「一个人」は途中で切らずに一気に発音する、動詞とその前にある連用修飾語をひとまとまりに発音する、など)
  • ただ、速く言えればいいのではない。
  • 弁論の部の内容は、身近なことで終わらず、発展性のあるものがよい。
  • 支部によって、内容やレベルの差が大きい。
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

検索

ログイン